国内レーサー登録について 

 

 国内レーサー登録について 

 逆輸入車? 


同じバイク、例えばXR250Rは国内モデルはレース専用として過去販売されていましたが、「公道走行不可」でナンバーを取得する事が出来ません。
しかし、同じ車輌がアメリカから輸入されると登録ができてナンバーが正規に取れます。また、スーパーXR250(S)など国内で販売されている車両は、「運輸省形式指定」という認可がされているので、メーカーからの譲渡書(または完成検査書)があれば「日本の公道上を走って良い」と認可されているので登録出来るわけです。
先の国内レーサーはレース専用車で、メーカーとしては型式指定を受けていないし、登録に必要な譲渡書も発行されないので登録することが出来ない訳です。(運輸省的には存在しない車両であるわけです)
ではレーサーであるはずのXR250Rがアメリカから逆輸入という形で戻ってくると、なぜ登録が可能になるのでしょうか?それは輸入された時点で「通関証明書」という税金を払って本邦へ輸入されましたという証明と、輸入業者の「譲渡書」が発行され、国内においてメーカーが発行した譲渡書と同じ効力を持ち、輸入新車自動車として認められるからです。
250cc以下の軽二輪や原付は現車を持ち込まなくても良いので、書類を完全に用意すれば登録を簡単にする事が出来ます。もちろんレーサーのままでは国内の保安基準に適合しないので、そのまま公道上を走ることはできません。車両法に適合した保安部品の取り付け、改良が必要になります。
車検が必要になる251cc以上の「小型二輪自動車」は1台ずつ陸運支局に持ち込んで「新規登録検査」を受けなくてはなりません。故に、登録時には250cc以下の車両に比べて労力が必要になります。


以上が逆輸入車と呼ばれている車輌の登録方法です。ロードスポーツでは日本で販売されてない車両や輸出モデルの馬力規制のない車両が逆輸入されて人気を呼んでいます。オフロード車では、その日本で手に入らない車両(例えばXR650RやKLX650R)の他に、本来のレーサーをナンバー付きの公道用にする為に(RMX250RやYZ400F等)逆輸入の方法をとります。


 125cc以下の登録に関して 


最近、国内レーサーを役場・市役所等の窓口で登録する方がいらっしゃいますが、一般的には認定形式を受けた車輌か輸入車以外は登録できないはずなのに「登録出来ちゃった」「書付きで買ったら販売証明があったので」で登録しているらしいのです。
昨年、通関証明なしで販売・登録(海外生産車)をして、行政指導を受けた問題があったので気をつけてください。
原付の登録は本紙はいらないのでコピーをしっかり窓口に渡すことが大切です。
外国メーカー製や海外専用車体番号でない国内レーサーの車体番号である訳で「証明すべき書類」を所持することが大切です。


 個人で出来ないの? 

個人でも外国から車両を購入したり、外国で購入してツーリングなどに使用した車両を持ち込んで通関させる。あるいは、また手元にある車両を一度輸出して、再度輸入をすれば国内で正規にナンバーを取得する事が出来ます。通関に関しては個人で税関で申告できます。(個人輸入になるので)
しかし、新車で逆輸入車として輸入されている車両は、その車輌を国内で購入した方が徳です。(例えばXR400R国内レーサーを買って逆輸入するなら)
ただ、「国内レーサーを買ったけどオープンED、ラリーに参加する為にナンバー付きにしたい」という方もあるかと思います。その代行をハイブリットでは行なっています。
* 船便で輸出・輸入を行います。
* 海外の車輌の輸入代行・通関も行います。
ご希望の方は以下のことを御理解頂いた上でのオーダーをお願い致します。

  1. 250cc以下の車両は登録時に、必ず保安基準にのっとった部品を装着し、整備不良にならないような仕様での走行をお約束下さい。保安部品の用意、装着はご相談に応じます。
  2.  250cc以下は車両またはフレームを、それ以上の車両は現搬入期日の1週間前には届けてください。
  3. 登録はハイブリットで責任を持って行ないますのでお任せ下さい。
  4. 時期、時間はこちらのスケジュールで進行しますので合わせた時期にお願いします。
  5. 運送、通関に要する費用を前金で申し込み金(費用A)としてお預かり致します。その後の費用は250cc以下は登録証(または廃車証)と引き換え、250cc以上は事前申請時に頂きます。 
  6. 国内法の改正等で登録が不可能になっても、お申し込み金以上の返金等は致しません。

費用等
車  種 (下表参照) (下表参照) 自賠責保険 重量税
125cc以下 \68.000(税別) \18,000(税込) \7,580(1年) 無し
250cc以下 \9,570(1年)

\6.300

250cc超 サービス停止中 \38,000~\58,000    
通関証明書発行(運賃、通関費用、税金、事務手数料、作業料)
B 250cc以下 諸元表作成、登録代行(または、廃車証発行)
250cc超  諸元表作成、ブレーキ証明取得、事前申請書作成及び申請
新規持ち込み検査または予備検取得、登録代行 

保安部品等(だいたいの目安です)
ダイナモに充分な出力のあるもの(旧RMX250,XR250等)でライト、テールがあらかじめ装着されているもの \35,000~\58,000
ダイナモに充分な出力のあるもの(新RMX250,WR250等)でライト、テールがないもの \43,000~\68,000
モトクロッサーの様に発電コイルを持たず、スタンドやスピードメーター等を設けなくてはならないもの \83,000~\140,000
取り付け、改善作業費(だいたいの目安です) \18,000~\35,000
ダイナモの巻きなおし \15,000~\30,000
仔細部品リストは別紙を請求下さい。
事前に見積をお作りします。


「通関証付きの車両を買ったけど、登録の方法がわからない」
「保安部品の取り付けが良く判らない」
「外国にあるバイクを持ち帰りたい」などなど…お困りの方ご相談下さい。

最近、余分な費用を支払ってしまったり、あるいは必要ない部品などを購入されて、しかも途中で断念された(またShopに投げられた)方の登録等の業務を引き継ぐ形で良く行ないます。とても勿体ないナ、と思います。
ハイブリットでは最低のコストで確実な仕事を致しますので、判らないことはどんどん相談してください。
GARRR11月号レポートの2000年モデルのKX500やス―パーモタード仕様のCR500なども登録しています。
また当店の新車販売の80%は外車、逆輸入車を取り扱っている実績があります。

「KX250ベースのEDマシンを作りたい」「TT125Rベースに150ccにスープアップして、軽二輪登録したい」「CR80の車体にXR100のエンジンを積んだ公道用のマシンが欲しい」etc...あなたの夢を叶えます。


車検付きになる輸入バイクについて・・・御質問が多いのでお答えいたします。
小型二輪自動車の輸入について
ブレーキ証明 H11年7月1日以降の生産の車両に適応
製造メーカーの発行する証明書またはEC規制(ユーロ2)に適応していることを証明するもの。
排気ガス証明 H13年4月1日以降に輸入された車両
国の定める規制値に合格した証明(公的検査機関において)が必要になります。
つまりCR500でもKX500でそれ以前に製造(メーカーの証明できるもの)登録履歴(日本以外でナンバーを取ったことがある)通関証明(発行年月日)が平成11年6月30日まであれば大きな問題がなく登録できます。
また'98XR400を買って登録してない・・・などという車両も適応外なので安心してください。  


 



KX500公道仕様
'00CR250 詳細 '00KX500 詳細 '97KX125 詳細

 

日本輸出入者標準コード番号 1HG01
会社名 (有)ハイブリット・プランニング・オフィス
HYBRID PLANNING OFFICE CO.LTD.


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